こんにちは、腸もみフィットネスの麻里です。私の生まれ故郷は三重県です。26年間、三重県で育ちました。結婚した26歳の時、主人の仕事の都合で東京に引っ越しましてきました。
 

誰も知らない土地にやってきて、主人が帰ってくるまでずっと家にひとりきりの毎日で、外に出かけることもなく、1日の活動量も減っていきました。 

来る日も来る日も同じ毎日、しゃべるのは主人だけ。

三重での生活と東京での生活のギャップに耐えきれず精神的に辛くなり、さまざまな思いが私の頭の中に渦巻いていました。次第に食欲もなくなり、起きていることが出来なくなり、ついにある日、私は自分で自分を刺していました。

自分のいる世界が受け入れられない、受け入れる力がなくなっていたのだと今はわかります。考える方法も知らず、そこから抜け出す術も分からず、どうして良いのか全く分かららずに日に日に大きくなるその重さに耐えきれなくなっていました。


当時の事を振り返ると、自分の気持ちを感じることもなくなり、そして、動くことが出来なくなっていたように記憶しています。自傷行為をきっかけに、三重の実家に帰省して、大学病院で診察を受けました。

うつ病でした。

その時の記憶はあまりないのですが、痩せていた私を気遣って、父が毎日、玄米スープを家で作って持ってきてくれました。お塩だけで食べるこのスープがとても美味しかったことは鮮明に覚えています。


自然派志向の母が持っていた東條先生の本を参考に、父は色々とサポートをしてくれました。4ヶ月程たった頃でしょうか、私は普通に食べられるようになっていました。父との時間は、懐かしい子供の頃の気持ちに戻ったようで、とても安心して過ごせました。

そうやって気持ちも落ち着いてきた頃、私は、三重の本屋で一冊のカラーセラピーの本に出会ったのです。

つづく・・・


次回 【カラーセラピーで変化したこと・・・