こんにちは、腸もみフィットネスの麻里です。
前回の 【カラーセラピーを学んだ理由とは・・・】 の続きです。指導者としての葛藤中に起こった放射能問題についてお話ししますね。
受講生の良い変化を日々見てきた私にとって、材料費の高額化や、ティーチャーになるまでの課題数が多くなっていくといった、受講生の方に負担を強いるような協会の方針に疑問を感じていました。
学び続けたい受講生にとっては、あまり良い仕組みとはいえないのでは?レベル1とレベル2だけでも充分変化を感じることができる。それで受講生さんが毎日楽しく自分を大切にできるようなるのだったらそれだけでもいいのでは?
レベル3やティーチャーになるための金銭的な負担と膨大な課題の量を受講生さんたちに強いることは、私にはできませんでした。ひとりひとりが自分の心と身体を大切できることの方が私には大事でした。
葛藤の中、33歳で子供が生まれるのを期に、スクールを縮小しました。その同じ年に震災があり、放射能問題が起こったのです。私はこの時、心と身体の健康についてあらためて考えるようになりました。
その少し前のことです。母がカイロプラクターということもあり、子供が生まれる前に、私もカイロプラクティックを一から学びました。
そこで、カイロプラクティックの基礎であるホリスティックな考え方を学ぶうちに、心と身体は、どちらからの影響で悪くなると言うよりは、バランスが取れなくなることで、症状が現れ何かしらの病名が付けられているのだと分かりました。カラーセラピーの分野でも、エネルギー体がバランスを崩すことで、気持ちの不安定が起こるとされ、その部分を癒して安定させる方法というのがありました。
カラーセラピーとの出会いから心と身体のバランスが良くなる方法をあれこれと模索してましたが、カイロプラクティックでは身体のゆがみを整えることで不調が目に見えて改善していきます。また、患者教育といって、施術後も良い状態を保てるように、患者自らが継続して行う習慣化の指導もしていきます。
ですが、カイロプラクティックを自宅で継続して行うための器具を揃えるには、まとまった金額がかかりますし、家に置くためのある程度のスペースも必要です。継続して通えればいいのですが、それにはまだまだ敷居が高いことから、プロフェッショナルな方の治療を受けるだけでは、キープが難しいと感じました。
そして2011年、出産と同時に起こった震災と放射能問題が、健康についての概念を大きく見直すきっかけになったのです。
つづく・・・
次回 【9年模索してたどり着いた答えとは?】